3日、都内にて映画「ダブルミンツ」の初日舞台挨拶が行われ、淵上泰史・田中俊介(BOYS AND MEN)・須賀健太・川籠石駿平・冨手麻妙・内田英治監督が登壇した。
原作は少女漫画、ボーイズラブ(BL)など、その作風に多くの熱狂的ファンを得ているサブカル界のカリスマ・中村明日美子の同名作品。

『ブエノスアイレス』『マイ・プライベート・アイダホ』などのような、男同士の極限までの愛憎を描いて昇華させている他、海外映画で多く描かれている犯罪・暴力などを退廃的な世界観の中で魅せる”ノワール(犯罪)”映画の雰囲気も盛り込まれた仕上がりとなっており、今の日本映画にはあまりない異色の作風を放っている。
BL要素はありながらも、自身も原作やBLが好きだったという登壇者の1人、冨手は「良い意味で裏切られた。原作に捉われず、この作品を愛してくれたら嬉しい」とコメントしている。

主演は、今作が映画初主演となる『僕だけがいない街』、『ミュージアム』の淵上泰史とBOYS AND MEN(ボーイズ アンド メン)のメンバーとして活躍し、俳優としても『白鳥麗子でございます!THE MOVIE』といった作品で活躍している田中俊介の二人が、ただならぬ男たちの関係を鮮烈に演じる。
監督は『下衆の愛』でロッテルダム国際映画祭ほか30以上の海外の国際映画祭で上映されて話題を呼んだ内田英治が手掛ける。
なお本作が映画初出演となるBOYS AND MEN(ボーイズ アンド メン)のメンバーとして活躍している田中俊介。

田中俊介(BOYS AND MEN)

本作への想い入れが非常に強い事を伺わせてくれ、体重も14㎏減量し撮影に挑んだとの事だ。
この日の舞台挨拶では田中は目元が少し潤み気味で、感無量といった様子。

スタッフやクラウドファンディングによる協力者、駆け付けた観客全てに対して「本当に皆さんのおかげでこの日を迎えられました」と深々と一礼からスタートした田中の挨拶。
本作の魅力については「今までの日本映画にはなかなか無い、トゲトゲしいのに、柔らかい部分もあって、思わず抱きしめてしまうような、複雑な愛憎を描いている。1人でも多くの方に観て頂きたい」と熱っぽく語った。

感慨深そうに一言一言かみしめるようにコメントする姿が印象的な田中

田中は本作において暴力的ながら、男である光夫と深い心の繋がりを持っていく「光央」を演じるにあたり「気持ちを寄せていく事が大変だった。役作りの時が一番過酷だった」と振り返り、撮影中も「気持ちがすり減るような緊張感があるシーンも多かった」と当時の心境を聞かせてくれた。

初めてお披露目となった完成披露試写会では「ご覧になられた方の反応が気になって、とにかくソワソワしてしまった」そうだ。

そして「ようやく、関係者の皆さんで愛を込めて作った作品が巣立っていく日を迎えた。僕にとっても特別な日で、感無量な気持ちです」とかみしめるように口にした。

そんな田中はこの日の舞台挨拶において、明るいキャラクターの側面も見せてくれ、出演者たちを積極的にイジッたり、ツッコミを入れたり、場を盛り上げ会場の空気を作っていた。

終始晴れやかな笑顔の田中

積極的に場を盛り上げ、明るい空気を作り出していく。

またもう1人の「光夫」を演じる淵上は「公開する事で、作品が手から離れていく寂しい想いもあるけど、一人歩きしていくように…観て頂いた方の声が影響力があるので、集客ですね。是非、集客を宜しくお願いいたします」と飄々とユーモアを交えて語り、会場の笑いを誘いながら映画のアピールを行った。

淵上泰史

なお監督は「みんなが持つ本性のようなものを知りたいと思って向き合ってきた。
人は誰しも内面に違う自分があり、役者ももちろんそうした面を持っている。それを引き出せた時、良い映画になる」と本作について語り、「お芝居において技を嫌い、本当の自分でいなければいけなかった。精神的にとてもキツかった(川籠石)」と役者が語る通り、それぞれの役者の本質的なものを浮き出し、描きだそうとした事を明かしてくれた。

そうした中、いじられたのは子役時代から役者として活躍する須賀健太。
冷酷で暴力的な「光央」の学生時代を演じた須賀だが、普段の”さやわかさ”や”元気”といったイメージとは全く違う役柄。

須賀健太

その事に話が及ぶと、須賀は慌てながら「(役のように)怖い人じゃないです!」と弁明。
「”本当の須賀健太を撮る”と監督が仰いながら撮影をしたんですが…もう営業妨害ですよ!」とかわいく監督へ抗議。

「営業妨害です!」と監督へ抗議する須賀

これに対して田中からすかさず「皆さん、もっとここで(盛り上げるために)笑った方が良いよ、やらられるよ!」といたずらっぽくツッコミを入れたかと思えば、須賀に服従されるもう一人の学生時代の光夫を演じた川籠石からは「(須賀から)イジメられて…」と口にするなど、普段のイメージとは違う”須賀イジリ”をする場面もみられた。

ただ撮影を振り返るエピソードを話している際、「光夫を体育館に裸で閉じ込め『俺の犬になれ』というシーンはやっぱり…楽しかったです。普段は言えないですからね。」と口にすると会場からは笑いが。
須賀はすかさず「言わないですよ!?」と慌ててフォローをする場面も。

これに対して監督は「映画を見た皆さんは、君の本性分かってるから」とニヤリ。
須賀は「役ですよ!」とタジタジ。

なおこうした役どころを演じた事については「今までにない役をやらせて頂き、チャレンジであり、挑戦をさせて頂いた映画。役者冥利に尽きます」とコメント。
最後には「ぜひこの映画を広めて頂きつつ、その際には『須賀健太は「天使で、役でああいったダークキャラをやっていた』という事で、ひとつ宜しくお願いします!」とユーモアと笑いを交えながらアピールを行った。

映画「ダブルミンツ」シネ・リーブル池袋ほか全国ロードショー
http://www.d-mints.jp/

フォトギャラリー

iLIP_Staff

iLIPスタッフです。
俳優、アーティスト、アスリート、舞台、アイドル、アニメ…等など、今注目の「イケメン」に関するニュースやインタビュー、コラムをお届け!

登場いただく方が内に秘めてる「想い」や「情熱」、イメージとは違う「ギャップ」などそれぞれのフィールドで活躍される皆さんの魅力を様々な切り口でご紹介して、読者の皆様にお届けしていきます♡

▽ スタッフ紹介 ▽
・Sayu(30代)
推しメン:ユンホ(東方神起)、池松壮亮、荒木宏文、吉原シュート
ビール、深夜ラーメン、イケメンをこよなく愛するこじらせ30代(独身)
座右の銘:リア充?何それおいしいの?

・MiSoTaSo(20代)
推しメン:福士蒼汰、瀬戸利樹
休日はエステやマッサージに行って癒されてます♪

ピックアップ

アクセスランキング