―る・ひまと言えば、役者の皆さんがどんどんアイデアを出したりアドリブを入れたりすることが多いイメージの舞台なのですが、今回は想像がつかないですね。
辻本:そう、想像がつかないんですよ。僕たちもドキドキワクワクしています。本番にならないとどうなるのかがわからないので、初日の明治座の幕が上がる瞬間が一番怖いです。お客さんのパワーが素晴らしくてやっぱり一番です。またそれを感じる舞台なので。

杉江:楽しみだな(笑)。
―安西さん、そのような現場で座長を務めるお気持ちは?
安西:みんなバラバラだけど方向性とかはまとまっているし、まとまっているけど個性はバラバラって感じがある現場なので…特別座長だからと何かまとめたり仕切ったりをするわけでもなく、ひたすら真摯に皆さんと向き合っていられたらればいいのかなとは思っています。
―佐奈さんは今のお話を聞いて、いかがですか?
佐奈:新ジャンルとは聞いていたのですが、聞いてもまだまったく想像ができないというか、想像もつかないというか…。

辻本:それはもう稽古場で慣れるしかないですね。ものすごく真面目なセリフを言った後に、「はい、アドリブしまーす」となって、ガツーンと一気に場が壊れて、また役者のセリフで戻すんですけど、やっている役者からしたら実は大変。こんな芝居はないしその切り替わりはすごいですね。お客さんがまだ笑っているのにこっちでパーン!って全部締めて、会場をシーンとさせて、また芝居に戻しますよっていう…。僕が一番びっくりしたのはそこですかね。

佐奈:楽しそう(笑)。

杉江:でもそれは、る・ひまで教えてもらったことのひとつだと思います。アドリブをするなら責任を持つ、ちゃんと戻す。音にしたら”ギュン!”という感じ(笑)。

辻本:新ジャンルの意味はそこが一番大きいんじゃないかな。
本当に面白いし、流れがすべて。稽古の時はやっていて不可能だと思いました。でも本番でやってみたらお客さんがすごい協力してくれるし、でも芝居になるとシーンとなってくれるから「こういうことか」と。お客さんがお芝居をちゃんと見てくださって後押ししてくれて、それはすごい感謝しています。

1日2日稽古してそこまで持って行くのは僕らの力量では無理だと思うんです。
でも1か月、そこの切り替えはどうするんだって悩んだうえでやっていたら、お客さんが応援してくれたっていうね。みんなでやっているんだという気持ちになりました。稽古もなんだかんだ遊んでいるように見えてがっちりと作っているので、年末を楽しみにしていてほしいですね。
―ありがとうございました。それでは次に、第二部のショーについてお話をうかがえますか?
辻本:「マーライオンZ」はかなり守っているみたいですよ、衣装。僕はマーライオンになったつもりで出るので、マーライオン感は期待してほしいですね。って、意味がわからないですよね(笑)。
―アイドル感はある感じですか?
辻本:アイドル感は、そうですね…作れるところは作っていきたいなと思います。基本、面白くしたいですから。

杉江:個人的にシンガポールは法律に厳しいってイメージがあるんですけど。

辻本:そこは守っていく。シンガポール色もしっかり守った「マーライオンZ」だと思って観ていただければすごく楽しいと思います。すごいシンガポールを守ってるじゃん、って。
―シンガポールとアイドルとスパイ感がどのように混ざり合うのか、想像がつかないです。
辻本:想像つかないでしょ。でも僕の中ではある程度わかって整理できていることなんですよ。聞いている方からしたら「何言ってるんだコイツ」と思うかもしれませんが。これはる・ひまを何年もやっていないとわからないことですね。本番では「本当だ、混ざってるー!」となると思うので、期待していてもらえれば。

佐奈:僕もわからないです(笑)。観るしかないですね。
―観るしかないですね。「マーライオンZ」について、安西さんからも何かありましたらお願いします。
安西:さっき辻本さんもおっしゃっていましたけど、これをふざけてやっちゃったら絶対面白くないと思うんです。マーライオンでありスパイだという設定を守りつつ、自分たちができる範囲で本気でやることが一番大切だと思います。

辻本:真面目に、マーライオンになりきるっていう…(笑)。

安西:でも、「マーライオンZ」に限らずどのユニットも面白いですし、もちろん面白いだけじゃないものもあるので、毎年第二部は観ていてもやっていても素敵なものになるんだと思うんです。なので皆さんに楽しんでいただけるようにがんばりたいですね。

辻本:そうですね。僕も別のグループを観て毎年面白いと思いますし、第二部は気楽に盛り上がってもらえると思います。

杉江:素朴な疑問なんですけど、慎太郎は「マーライオンZ」と「MAN WITH A KABUTO」の2つに出るけど、安西慎太郎はマーライオンなの?兜なの?

辻本:難しい質問来たよ。

安西:両方ちゃんとやりますよ。ちゃんとやるのが一番面白いし、本気でやることを徹底しないと伝わらないと思いますから。
―杉江さんと佐奈さんも「MAN WITH A KABUTO」にご出演ですが。
佐奈:僕はもう音取りしました、音源がめちゃくちゃかっこよかったです。

杉江:かっこいいよね。

佐奈:イントロから「きた!」と思ったら、歌詞に「えっ?」となったんですけど、でもちゃんと歌詞を読むと泣けてきて…。すごくいい歌詞なんですよ。兜の気持ちをすべて表してくれている歌詞なので、この歌は歌詞に注目してほしいですね。兜になった気持ちで歌詞を聞いてほしい。

辻本:兜の気持ちの感情移入だよね?感情移入できるかなあ…楽しみ(笑)。

佐奈:でも、「そうだよな、兜」「お前いい奴だな」「愛してるぜ」っていう感じなんですよ。もうね、みんな兜を大好きになると思う。頭から本当にいい歌詞なんです。

杉江:なんていうか、その…人間という殻を破って聞いてほしいなと思います。

安西 :そんなに深くないよ(笑)。

辻本:どんな歌だよって言いたい(笑)。

安西:いや、本当にいい歌詞ですし、楽曲も素晴らしいし、かっこいいし素敵な曲なんですけど…なんか残念なんですよ。で、なんかこう…時間差でくるんですよね、面白さが。
そういえば僕、今日予定になかった叫びを収録したんです。使われるかわからないんですけど、それが使われたら嬉しいので、ぜひ注目してほしいです。
舞台「ゆく年く・る年冬の陣 師走明治座時代劇祭」
12月28日(木)~31日(日)/明治座
1月13日(土)/梅田芸術劇場メインホール
出演:安西慎太郎、辻本祐樹、佐奈宏紀、杉江大志、永田崇人、内藤大希 ほか

http://www.rutoshi.com/index.html

安西慎太郎プロフィール
1993年12月16日生まれ。神奈川県出身。
2012年「コーパス・クリスティ 聖骸」にて俳優デビュー。2013年~14年にかけて、ミュージカル「テニスの王子様」2ndシーズンにて四天宝寺中・部長の白石蔵ノ介役を演じる。舞台作品を中心に活躍。主な出演作に「エドワード二世」「聖☆明治座・るの祭典」「戦国無双~関ヶ原の章~」「もののふ白き虎」「僕のリヴァ・る」「アルカディア」「K-Lost Small World-」「幸福な職場」「男水!」「遠い夏のゴッホ」「四月は君の嘘」など。待機作に10月に舞台「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」がある。

辻本祐樹プロフィール
1985年1月12日生まれ。大阪府出身。
2001年ドラマ、TBS「3年B組金八先生Ⅵ」でデビュー。テレビ・映画・舞台と幅広く活躍。主な出演作にドラマCX「ウォーターボーイズ」、NHK「ちりとてちん」NHK BSプレミア「新選組血風録」、NHK大河ドラマ「平清盛」「軍師官兵衛」、テレビ朝日「相棒#Season 15」(1話)「遺留捜査」(4話)、映画「百万円と苦虫女」「『わたし』の人生~我が命のタンゴ~」「海難1890」「ゆずの葉ゆれて」、舞台「マウストラップ」「源氏物語~夢浮橋~」「Equal-イコール-」「SENGOKU WARS~RU・TENエピソード2~猿狸合戦」「わらいのまち」など。待機作に2018年2月に舞台「泣いたらアカンで通天閣」がある。

杉江大志プロフィール
1992年5月7日生まれ。滋賀県出身。
2013年、ミュージカル「テニスの王子様2ndシーズン」四天宝寺・一氏ユウジ役でデビュー。主な出演作に、ミュージカル「ヘタリア」「スタミュ」(主演)、舞台「私のホストちゃん THE FINAL 〜激突!名古屋栄編〜」「刀剣乱舞」「Messiah メサイア -悠久乃刻-」(主演)、など。

佐奈宏紀プロフィール
1997年2月25日生まれ。愛知県出身。
ジュノン・スーパーボーイ・コンテストをきっかけに芸能界入りし、2013年にドラマ「幽かな彼女」でデビュー。2015年~2016年にかけて、ミュージカル「テニスの王子様」3rdシーズンにて青学メンバーの海堂薫役を演じる。2015年からはサンミュージック若手俳優ユニット「SUNPLUS」に所属。主な出演作に、テレビ「高校講座 国語表現」「地獄先生ぬ~べ~」、映画「人狼ゲーム マッドランド」、舞台「パタリロ!」「犬夜叉」「Fate/Grand Order」、雑誌「nicola」メンズモデルなどがある。

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