10/7(土)前篇、10/21(土)後篇2部作連続公開される映画『あゝ、荒野』。
現在もカルチャーアイコンとして注目され続けている寺山修司の同名小説を基に映画化、若手実力派俳優の菅田将暉と、韓国映画『息もできない』で世界各国の映画賞を総なめにした名優、ヤン・イクチュンをW主演に迎え、2021年の新宿を舞台に、ボクシングを通して”つながり”を求める2人の男の青春と友情を描いている。
本作で、七尾マコト役を演じるのは、若手俳優・萩原利久。
子役としてバラエティーなどで活躍をしていたが、18歳の現在、『イノセント15』や『帝一の國』、『3月のライオン』などに出演し、着実に俳優としての道を歩み始めている。
今回iLIPではそんな萩原に対してインタビューを実施。

10代である萩原から観た作品の魅力と併せて語ってくれたのは、菅田将暉との共演について。

実は菅田将暉に憧れているという萩原は、自ら同じ事務所へ自身を売り込みしたほどの熱意を持つ。
そんな萩原が、前回の共演作では叶わなかったが今回満を持して菅田と映画で渡り合う事となる。果たしてどのよう想いを持って、映画に挑んだのか。
その胸の内を、明かしてくれた。

まったく異なる2つのストーリーが交差しながら描かれる作品

―『あゝ、荒野』の完成した映像をご覧になって、いかがでしたか?
この作品は、菅田将暉さんとヤン・イクチュンさんが演じるボクシングのパートと、“自殺研究会”の活動が描かれるパートの2つに分かれていて、僕はその自殺研究会のパートの方に出ているので、実はボクシングのシーンはほとんど初見だったんです。
なので、まったく知らない新鮮なシーンもあるしいち観客としての感覚で観た反面、自分の出たシーンは現場でのことを思い出しながら観ていました。
―ボクシングのシーンはほぼ初見だったとのことですが、どんな感想を持たれましたか?
とにかくエネルギーが満ちていると思いました。クライマックスのボクシングシーンは撮影も見学させてもらったのですが、撮っている最中も本当に違う現場なんじゃないかと思うくらい、ものすごいエネルギーでした。
―ご自身が出られていたパートについて、改めてご覧になってどうでしたか?
僕が演じたのは、友達の自殺がきっかけで「生きるとは?死ぬとは?」ということがわからなくなって迷いを抱えている役だったので、かたや生きることに必死になっているボクシングのパートがあって、2つのストーリーが交差することによって、そのギャップがより浮き彫りになっていると思いました。

2人の圧倒的な芝居に、自分のありとあらゆるものが跳ね返された

―本作は前篇・後篇とありますが、通して最も印象的だったシーンについて教えてください。
最も印象的なシーンは、後篇にあるイクチュンさんとモロ師岡さんが対峙するシーンですね。僕も参加しているシーンなんですが、撮影の時からずっと自分の中で残っていて、僕がこれまで俳優として経験した中でも最も印象に残っているシーンです。
―それほど強く印象に残ったというのは、なぜでしょうか?
自分のありとあらゆるものが跳ね返されたシーンだったんです。あのシーンを撮る前に監督から「今から段取りをやるけど、あくまでも段取りだから。やったら全部忘れて、最初に歩いてくる方向以外は何もかも変わってくるから、それを全部受け取って演じてくれ」と言われて、いったいどういうことなんだろうと思って。

いざ本番が始まってみると、自分の受け取り方ひとつで、イクチュンさんとモロさんの芝居が変わってしまうというか。例えば、2人がガッとぶつかるところで、止めに入ろうと僕がびくっと動いたら、イクチュンさんはそれに反応してこっちに来る。それが、自分としては予想外だったので迷いが出てしまって。逆に、次のカットでは動かずにいたら、イクチュンさんはこっちに興味すら示さない。
そういう小さなアクションひとつで、芝居がまったく別の方向に分岐してしまうことを肌で感じて、いかに自分が受け止めきれてないかを痛感しました。
―前篇の中では、どんなシーンが印象的でしたか?
前篇の中では、やっぱり僕も参加している最後の自殺研究会が主催する異質な舞台のシーンが印象的です。
すべてが狂っている状況の中で、平然としている人たちもいれば、それを見ている人たちもいて…という、その場面のひとつひとつが明らかにクレイジーだし、現場でもこれまでに感じたことのない不気味な空気感でしたね。
野外に作られた首を吊る巨大なセットも独創的で、最初に人形をバーンと落とす瞬間も、その場で初めて見て「うわぁ…」ってなりました。

がむしゃらに食らいついていくのに精一杯で、苦しかった

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