3日、映画『逃げた魚はおよいでる。』の公開を記念して、舞台などでも活躍している俳優、染谷俊之と廣瀬智紀が舞台挨拶を開催した。
本作は、2015年公開の『カニを喰べる。』をシリーズ一作目としてスタートし、『羊をかぞえる。』、『天秤をゆらす。』に続く、第4弾にして完結編。

主人公・田宮を演じた染谷は、「撮影が終わって、完成披露試写をさせていただいて、朗読劇をやって、舞台挨拶をやって発売記念イベントをやって、その間に次回作の撮影をやって(以下省略)…というローテーションが毎年あった。それが来年からなくなると思うと、まだ信じられない」と、シリーズ4作にかけてきた数年を振り返る。
この後、DVD発売イベントも予定しているため、「それが終わったら実感がわいてくるかも」と言いながらも、「まだスピンオフの撮影があるんじゃないか…ついに青島が死ぬんじゃないかと考えてしまう」と笑いながら話していた。

また、2作目から参加した廣瀬は「シリーズものをやらせていただくことはありがたかったが、ファイナルを銘打っているので寂しさもある。いつの間にか自分の居場所を見つけた感じがしていた」と吐露。

「笑顔だったり、あったかい気持ちを日本に増やしていきたい」と胸に秘めた壮大な願望を話す場面も。

続けて、「キャラクターそれぞれが自分たちに寄り添って成長していくような感覚があって、ここで“廣瀬智紀の成長”が終わっちゃうんじゃないかと思っちゃう…」と声のトーンが小さくなっていくと、隣りから染谷が「そんなことはないですよ!」とフォロー。

その声に「俺は俺で成長していける?」と廣瀬が問い返す。染谷が「上り調子!登り龍ですから」と持ち上げると、廣瀬の表情も段々と明るくなっていく。

そのやり取りを見た司会に「この作品に関わっていなかったら成長していなかった?」と聞かれると、あらためて「寄り添いながらやらせていただいた感じがあったから」と話し、実際に成長したかどうかは「周りに評価していただかないとわからない。いろんな仕事をやらせていただいているなと思う」と話す。
と、しんみりしているかと思うと、急に会場を見渡し「こんなにおっきな劇場あるんですね」と、最初の挨拶でも触れていた劇場の大きさにあらためて驚く廣瀬。いつもの調子でマイペースにトークをする廣瀬に、客席からも思わず笑顔がこぼれる。

ここで、本シリーズすべての脚本と監督を務めた毛利保孝に質問が及ぶ。“ファイナル”ということで脚本に気を付けた点があるようだ。

「ローテーション化してきて、もうネタもない。『青島を殺そうか』ぐらいの感じで考えていた」と笑いを交えて話していたが、シリーズを通して“ダメ男”ばかりを演じさせて申し訳ないと思い、「(3人をよく知らない人たちが見ても)『この人たち、こんなにかっこいいこともできるんだ』と思わせることをやっちゃえ」と脚本を仕上げたのだとか。

監督の言葉通り、本作では、いつものダメな3人とは真逆の役として、クールなキャラクターを、3人とも一人二役で演じている。
そこで、自身にも“二面性”があるかと問われ、染谷が自らを「酒癖があまりよくない…けっこう“ドS”になっちゃう」と苦笑い。これに対して廣瀬は「もともと“ドS”な性格」と話し、舞台の打ち上げで一緒に飲んだ時も「俊之、やってんなぁ…」と思っていたことを暴露。それに対し染谷も、打ち上げの席での廣瀬を見て「僕も“智紀、やってんなぁ…”って(笑)」と同じことを思っていたことを告白していた。

染谷いわく、2人ともわりと無礼講とばかりに「(打ち上げの席では)“ウェ~イ”となっちゃう」タイプらしく、廣瀬も「やりきった後は、すごくお酒が美味しくなって楽しくなる」と説明していた。
また、廣瀬の二面性を感じる瞬間について、染谷は「基本、智紀はずっとこのまま。裏表がない」と話す。これを受けて廣瀬が「(赤澤)燈もそうだし、3人とも“肩肘”…なんとかみたいな、ね?」と、3人の関係は“肩肘張らない間柄”だと話していた。

毛利監督は、朝早い現場でも爽やかで人当りのいい彼らに、「できた人たちだな。顔もいいし、性格もいいし、“クソッ”て思った(笑)」と冗談交じりに。

また、廣瀬の二面性を感じる瞬間について、染谷は「基本、智紀はずっとこのまま。裏表がない」と話す。これを受けて廣瀬が「(赤澤)燈もそうだし、3人とも“肩肘”…なんとかみたいな、ね?」と、3人の関係は“肩肘張らない間柄”だと話していた。

ところで司会が「廣瀬さんは“養殖”なんじゃないかと思っている」と言うと、「…養殖?」と不思議顔の廣瀬。「養殖」は“天然な発言”の多い廣瀬を見て出てきたワード。実は“作られた天然”で「計算の上で天然な性格を演じているのでは?」と言われたが、廣瀬本人は「自分ではなんで天然と言われているかわからないんですよ」という返事。

続けて「僕も他の人を見て、『この人天然なんだろうな』って思う…じゃん」とひと言。おかしな文脈になってしまい会場から笑いが起こったが、本人も気づいたようで、「あ、思うの!思うことあるの」と笑いながら訂正。そして、「『麻朝くん、天然!』とか思ったりしますもん」と、同じ事務所に所属している五十嵐麻朝の名前を出していた。
その後もしばらく、天然と言われることに関していろいろ話していたが、「ちょっとバカと思われているほうが楽な気もしている」と笑顔を見せる廣瀬を見て、会場もなんだかほっこりした空気になっていた。

そんな天然エピソードの多い廣瀬だが、毛利監督はテイクを重ねていくうちに、「ほわっとした不思議な魅力がある。人を惹きつけたり、巻き込んでいく感じ。たくさん人数がいるなかで、多弁ではないのにいつのまにか中心にいる」と、廣瀬の独特の空気感や魅力を語っていた。

シリーズはファイナルを迎えたが、染谷は、「10年後、20年後とかに、また3人集まって一緒に仕事ができたら素敵だなと思う」と話し、廣瀬も「10年後、20年後にやる機会があったら、今日この会場に来てくださっている方々に来ていただきたい」と続けた。
フォトセッション時、司会が「この時間に何をしていたらいいんでしょうね」と言うと、廣瀬が「燈~!」と言いながら手招きしたり、「何かポーズをください」と言われ、片手で“魚”を表現したりと、終始、観ているほうも心が温かくなる取りが。

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