和太鼓エンターテイメント集団「DRUM TAO(ドラムタオ)」
「日本の伝統楽器」「和太鼓」というときっと一定のイメージを持っている方が多いと思う。
まずはこちらの動画を観て頂きたい。

DRUM TAO PromotionVideo - YouTube

出典:YouTube

鍛え抜かれた肉体を最大限美しく見せる、レザーでできた衣装を身にまとい、舞と共に太鼓を打ち鳴らす。その様はまさに新しい“ショーステージ”。

実は彼ら、歌舞伎界から人気J-POPグループなど様々なアーティストとコラボレーションをするほか、アメリカのエンタメの聖地・ラスベガスでも公演を行い、これまで世界観客動員が700万人を超えるなど、日本はもちろん世界で熱い注目を浴びている存在なのだ。

日本の伝統的な楽器である「和太鼓」
太鼓というとある一定のイメージがあるかもしれない。
TAOのパフォーマンスは、和太鼓という楽器やルーツをリスペクトしながら、現代の様々なエンターテイメントと掛け合わせる事で、これまでに見たことがない新しいエンターテイメントを生み出している。

和太鼓と組み合わされたものは、プロジェクションマッピング・舞踊・アクロバット…などなど。
来春行われる新春公演では何と「ロック」を太鼓で表現、ロックライブのような会場で観客がノリノリになるような場を想定しているという。

彼らは「とにかく観ている方が楽しく、元気になってもらえるショーを作りたいし、絶対にそうなってもらえる自信がある」と力強く語る。
そして何百年も先、自分たちの太鼓のスタイルが1つの形として認めてもらえるよう目指しているのだ。

今回iLIPではTAOのメンバー岸野央明と生越寛康にインタビューを実施。
その熱くもまっすぐな想いに触れてみたら、きっとTAOの公演を観てみたくなってしまうはず。

和太鼓でショーの聖地『ラスベガス』での成功を目指すところからスタート。和太鼓を新たなショーに昇華

―TAOは結成してから20数年経つとのことですが、まずは和太鼓を用いた現在のようなパフォーマンスを行うようになった経緯を教えていただけますか?
岸野:もともとあった和太鼓のチームが、“日本の伝統楽器として和太鼓を昇華させる”ことを目指すグループと、“よりショーアップしたステージ”を目指すグループの2つに分かれました。今のTAOの前身となったのが、“よりショーアップしたステージ”を目指すグループです。

僕がまだ参加していない時のことなので全部聞いた話ですが、代表がTAOの前身のチームのパフォーマンスを観て「すばらしい!」と思ったそうなんですね。もともとラスベガスのショーなどが好きな方なので、そのような形で洗練させていけばもっと評価されるということでスタートしました。だからTAOの最初のメンバーというのは、和太鼓のショーをラスベガスでやって成功することを夢見た人たち、ラスベガス公演を目指して集まった人たちなんです。

生越:当時、シルク・ドゥ・ソレイユのアクロバティックショー「ミスティア」をみんなで観に行き、それが、今僕たちがやっていることに色々とつながっているという話を聞きました。今でも毎年観に行って、みんなでちゃんと原点確認をして、そこはブレないようにしています。

岸野:そのような形でコンセプトができたので、「どうやったらより楽しんでもらえるのか」をテーマに、最初は手探り状態でした。楽曲とパフォーマンスはすべてオリジナルなので、毎年作品を作る中で「今回はこれを取り入れて新しくしよう」とか、「今までのものをブラッシュアップしていこう」とか、試行錯誤しながら繰り返した結果、ようやく今の形になりました。
―もともとおふたりは和太鼓の経験者なんですか?
岸野・生越:そうです。

生越:和太鼓って伝統的な楽器なので、敬遠されがちでした。だからすごく大好きなんですが、あまり表立っては言えなかったんです。
でも、TAOの舞台を観て、和太鼓でこんなにかっこよく表現したり演奏できるということを知って、それが衝撃で。今までは和太鼓で何かをしていく道は考えていなかったんですけど、僕の中で常識が覆されて、自分でもやってみたいと思ったんです。

歌舞伎のように何百年経って1つのスタイルになるエンタメだと信じている

―確かに和太鼓と聞くと、敷居の高いイメージがあります。おふたりは和太鼓の魅力をどのように感じていますか?
生越:とても可能性を秘めた楽器だと思います。今までもTAOで昇華させてきたとは思うんですけど、さらにもっと色々なことができると思いますし、今までは気づかなかった、みんながまだ気づいていない良さがあるのではないかとも思っています。

岸野:僕も一緒ですね。可能性はあると思っていて、じゃあ可能性って何だろうって言ったら、まず日本の伝統楽器という位置づけは説得力がありますよね。伝統楽器ならではの格式の高さのようなものも表現できますし、自由に何かと合わせても新しさがある。幅広いと思うんです。

それに、2020年に向けて日本的な要素の需要というのも高まってくると思うんです。ただ、それをそのまま使っても味気ない。
歌舞伎ができたときのように、新しいことを繰り返して何百年か経ったときに評価されているようなことを、今、僕たちはしていると信じています。
基本的な芯はしっかりもって、それと並行して新しい要素を取り入れていきたいとは思っています。

和太鼓×〇〇。最新の技術も

―新しいことと言えば、最近はプロジェクションマッピングやセグウェイを用いた演出などが印象的です。
岸野:映像を取り入れ始めたのは2年前からなんですよね。衣装も最初は自分たちで作っていましたが、最終的にはコシノジュンコ先生と出会い、作っていただくようになりました。
―体を使った踊りなどのパフォーマンスもすごいですよね。
岸野:新体操出身のメンバーが増えてきているんですよ。僕たちはどちらかと言うと和太鼓に関連するパフォーマンスをしていたので、全然違うフィールドの体操選手と一緒になったことで、そのコラボレーションが今おもしろいことになっていますね。彼らもただ体操するわけではなく、和太鼓の技術を学んでいる最中なので、体操とも違う新しい動きができたり、そこに演奏とパフォーマンスが合わさることで、他ではやっていないような演目にはなりますね。
―最近、新しく取り入れた要素は何かありますか?
岸野:今後やってみたいと思ったことなんですけど、フエルサ ブルータのショーで、客席がなく、観客がいるエリアもシーンごとに変化させる会場全体がステージのような造りは、新しい観劇のスタイルなんだなと思いました。それが1つと、あとはもっと新しい何かがあるんじゃないかと思っているので、おもしろいと感じたものを都度取り入れながら、新しいことに挑戦してみたいですね。

新作公演のテーマは「ロック」!「気づいてたら終わってた」というくらい飽きさせません

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