PrizmaXは洋楽を意識させるクオリティの高い音楽とパフォーマンス、それとは裏腹に自由で素直なメンバーたちのキャラクターというギャップを併せ待つダンスボーカルグループだ。グループとしてのキャリアは10年以上だが、今のメンバーによる体制は5年目となる。

心地良いポップチューンをベースに、時にソウルやヒップホップなどのテイストも取り入れながら、海外出身のティムとウィンによる伸びやかなヴォーカルと小気味良いリズムで紡がれる英語を軸に、清水大樹のラップ、福本有希・島田翼のダンスでJ-popの中でも唯一無二のクオリティを持った音楽とパフォーマンスを実現している。

昨年12月23日には、日本青年館ホールでのライブをソールドアウトさせ、歌・ダンス・映像が一体となった”1つのストーリー性のあるステージ“で、観客の感情を大きく揺さぶる見事なパフォーマンスを披露し、彼らの実力と更なる可能性を感じさせてくれた。

そんなPrizmaXが2月14日に9th シングル「yours」をリリースする。
この楽曲は2018年1月スタートのテレビ朝日系土曜ナイトドラマ「明日の君がもっと好き」の主題歌となっている事と併せ、ドラマのテーマである“人生に一度だけの大切な恋”に沿って作成されたPrizmaX史上、最高の泣き歌になっている。

今回のインタビューでは、日本青年館ホールでのライブを振り返って感じることや、新曲「yours」の魅力、そして6月にはホールツアーを控えた彼らに今年2018年の目標を語ってもらった。

「”この瞬間は今しかない”というメッセージを込めた」日本青年館ホールでのライブを振り返って感じること

―日本青年館ホールでのライブは、今まで以上に迫力を感じるライブでした。みなさんの中で、どのようにあのステージを作り上げていったのでしょうか?
ウィン:
日本青年館ホールでのライブは、演出家の方にPrizmaXの見せ方をプロデュースしてもらいました。
僕ら自身では見えていない部分もあったりするので、客観的な目線でセットリストも含めて映像やストーリーを作っていただいたんです。

翼:
しっかりダメなものはダメと言って、きっちり仕切ってくれる人を立てたくて。
そうやって土台を作っていただいた上で、もちろん任せきりというわけではありませんが、そこに自分たちが気持ちを入れていくという形で作り上げていきました。

ウィン:
だから、まず僕たちは演出家の方の提案にまずは従う。
そして振り付けについても、自分たちの意見を伝えたり、僕らの意見を汲み取って頂きながら作り上げていました。

有希:
今回は演出も含め、全体的に今までで一番派手で迫力のあるライブになったと思います。
衣装のキラキラした感じとか、ライブ冒頭の火花が散る音玉を使った始まり方も。

翼:
特に派手なオープニングは、ライブでの疾走感がすごく盛り上げる事が出来たんじゃないかなと思います。

ティム:
実はオープニングでこれまで以上に大きなことをしたいねと話していて。
ドラマの1つ目のエピソードみたいに、どれだけの人を引き込めるかという意味で、オープニングって大切じゃないですか。
そういう声が周囲からもあって、あの演出になったんです。でも初めてだったので、カッコつけて踊りながら、火花の音にめちゃくちゃビビっていました(笑)。
―新たなステージの作り方が、みなさんにとって良いパフォーマンスに繋がったということですね。
ティム:
そう思います。でも、ただ無事成功して良かったというだけではなく、ライブを振り返って、もっとみんなが喜べるものをいかに作れるかということも考えています。
ホリックからの言葉もすごく大切にしていて、「ワンマンライブすごく良かった!」という感想もたくさんもらって嬉しい一方、やっぱりファンだからこそ「フィクションでも”解散”というキーワードを出すのはやめて欲しかった」という声もあって。

翼:
PrizmaXが解散してしまったという設定の映像だったんですが、あの演出で言いたかったことは「この瞬間は今しかなくて、この先ずっと続いていくものではない」ということだと解釈しています。
ライブというのは、そこにいる人たちと僕たちでしか感動や楽しさを共有できない場だし、その時間が永遠に続くわけではない、というメッセージを届けようと考えていました。

ウィン:
当たり前だと思っているようなことが、実は当たり前じゃないっていうことだよね。

ティム:
まさにそういったメッセージを伝えるための、あくまでショーの演出だったんですけど、でも悲しい気持ちにさせてしまったのはごめんね、という気持ちもあります。
どこかで見かけた言葉ですけど、「いつまでもいると思うな、親と推し」っていう(笑)。

ウィン:
それは上手いこと言うね~(笑)。
―日本青年館ホールでのライブを経て、気持ちに変化を感じたことがあれば教えてください。
大樹:
日本青年館ホールは僕たちが早く立ちたいと思っていたステージだったし、ソールドアウトしたことも大きくて。メンバーで頑張ったリハーサルの過程も含めて、そういう本番を迎えるまでのモチベーションがすごくライブに表れたと思います。
お客さんにもその雰囲気が伝わったと思うし、過程を大事にすることで、本番に対する自分たちの向き合い方も変わるんだということを今回のライブでは強く感じました。

長く一緒にいるメンバーだからこそ出せる、流れるようなグルーヴ感。大人な一面を感じさせる新曲「yours」

―新曲「yours」の魅力、聴きどころについて教えてください。

PrizmaX「yours」MUSIC VIDEO - YouTube

出典:YouTube

ウィン:
ドラマのタイアップ曲を歌うことができるというのは今までにない経験で、すごく幸せです。歌い出しから始まる曲はPrizmaXとしては初めてで、しかも「愛してるだけじゃキミはたりない」という歌詞がすごくキャッチーなので、ポイントになっていると思います。

ティム:
僕は1サビ後にウィンが歌う「眩しいくらいに」というフレーズで、サビでの盛り上がりを落ち着かせる感じがすごくきれいだなと思います。そこは振り付けも流れるようなイメージの振りになっていて。

翼:
そこからラップに入っていく流れも、すごく気持ち良いんだよね。

ティム:
そうそう。やっぱり2ボーカル・1ラップ・2パフォーマーというメンバー構成で、一人ひとりに役割があるから、自然とそれぞれのメンバーがキャッチして流れていく。そういうグルーヴ感は常に大事にしています。僕らは一緒にいる時間も長いから、PrizmaXの良さの1つとして注目して欲しいですね。
―今回の楽曲は切なさを感じさせる大人な恋愛ソングになっています。
有希:
恋愛って必ずしも失恋だけが切ないわけではないと思うんです。「愛してるだけじゃキミはたりない」というのは、”愛してる”という言葉以上の言葉を使いたいくらいの存在だという意味だと思っているんですけど、それほどの恋愛をしている時って、人は強くもなるけど弱くなる面もあるなと思っていて。
逆に離れることが怖いという不安もあるし、大切な人を思えば思うほど、ハッピーなことだらけではないというか。「yours」は、歌も振り付けも、そういう単純な好きという気持ち以上の複雑な感情を表現するものになっています。

ウィン:
すごく不思議なんですけど、新曲が出るごとに自分たちが大人になっているんだなという感覚があって、今まで歌っていた曲の見え方も変わることがあります。

表現というのは気持ちだけではなく、もちろんスキルもすごく大事で、スキルがあるからこそ伝えられる部分も絶対にある。だから表現の世界ではみんな練習を重ねているわけですけど、スキルの成長によって表現の幅が広がって、新曲が出るごとに自分たちの引き出しが増えているなと思います。
―今回の「yours」で、ボーカルのお二人が意識したポイントを教えてください。
ウィン:
バラードを歌う時のティムのビブラートってすごくきれいなんですよ。フレーズの”捨て方”がすごくきれいで、それを取り入れたいと思って。
ツインボーカルだから常にパスしあっているんですけど、歌い終わってティムに単に渡すだけではなく、フレーズの匂いだけでもティムの歌声の上に乗せられれば、楽曲がもっと良くなるし、その後が間奏ならダンスと合わさった時にまた違うフレーバーになるし…というのを表現できるようにこだわりました。

ティム:
流れるような感じというのも、まさにそういうところだと思います。お互いの細かな表現に気づけるのも、一緒に長くやっているからこそ。
「yours」を歌っている時は、ウィンと僕はそれぞれ違うところにいるイメージをしています。曲によっては、例えば「Memory」ではウィンは側にいるんですよ。掛け合いという意味でもそうだし、自然とそう感じています。

ウィン:
すごいわかる。

ティム:
「yours」は孤独な世界観を感じるんです。2番の振り付けで、僕が最初に手を差し伸べて、順にみんなが手を差し伸べていく動きも、5人ではなく一人ひとりの動きだと思うんですよ。
―「yours」のパフォーマンスに関して、意識しているポイントはどんなところでしょうか?
翼:
ティムくんが言ったように「yours」は孤独で、自然と半径2メートルくらいを自分の世界だと思ってパフォーマンスしています。
その空間を、歌詞に沿った場所や時間、明るさや色に染め上げていくことをイメージしています。
「yours」をパフォーマンスしている時は音楽に集中して、あえてお客さんを見ずに、ステージの上だけで世界を作り上げていくような感覚です。

大樹:
捉え方もさまざまですが、メンバー全員がそれぞれに理解しているので、しっかりとステージ上で5人で上手く表現できているなと感じます。個々のパフォーマンスに影響される相乗効果もあって、アツくて楽しいなって。

翼:
背中で感じるものがあるよね。
―ラップに関してはいかがでしょうか?

関連するキーワード

iLIP_Staff

iLIPスタッフです。
俳優、アーティスト、アスリート、舞台、アイドル、アニメ…等など、今注目の「イケメン」に関するニュースやインタビュー、コラムをお届け!

登場いただく方が内に秘めてる「想い」や「情熱」、イメージとは違う「ギャップ」などそれぞれのフィールドで活躍される皆さんの魅力を様々な切り口でご紹介して、読者の皆様にお届けしていきます♡

▽ スタッフ紹介 ▽
・Sayu(30代)
推しメン:ユンホ(東方神起)、池松壮亮、荒木宏文、吉原シュート
ビール、深夜ラーメン、焼き鳥、イケメンをこよなく愛するこじらせ30代(独身)
座右の銘:リア充?何それおいしいの?

・MiSoTaSo(20代)
推しメン:福士蒼汰、瀬戸利樹
休日はエステやマッサージに行って癒されてます♪

ピックアップ

アクセスランキング