“3ボーカル1DJ”というスタイルで、2016年7月のメジャーデビュー後、夏フェスの定番、SUMMER SONICやRISING SUN ROCK FESTIVALなど、多数の大型フェスに出演を果たしてきた、THE BEAT GARDEN(ビートガーデン)。
昨年リリースした1stアルバム『I’m』もデイリーチャート5位を記録するなど、右肩上がりの成長を遂げている若手グループだ。

大阪の専門学校で出会ったU、REI、MASATOで、2012年にグループを結成。その1週間後には上京し、都内近郊を中心にライブ活動をスタートさせている。2015年12月には、サポートメンバーだったDJ SATORUが新メンバーとして加入。

THE BEAT GARDEN渾身の5thシングル「僕がいる未来」は、自分だけが歩める明日という未来への不安と希望を描いた、高揚感を感じさせるアッパーチューンに仕上がっている。

そんな彼らへの初インタビュー。音楽へのこだわりを掘り下げたいところだが、彼らの話を聞いているうちに“人間性”を知ってもらうことが、THE BEAT GARDENへの近道だと感じた。不思議な縁で出逢った4人は、まさに“ソウルメイト”。

雑談で「寒いのが大の苦手」とUが言えば、MASATOが「冬になると寒すぎるってずっと怒ってます。夏になれば汗がかけないって怒るし(笑)」と横やりを入れ、Uがまた「俺、季節に対してずっと怒ってるみたいじゃん(笑)」と返す。悪戯っぽく笑いながら二人に小声で突っ込むSATORU、そんな様子を眺めて微笑むREI。そんな4人の出逢い、そして10代の頃に思い描いていた夢もたずねてみた。

THE BEAT GARDENは奇跡的な出逢いで集まった4人。
音楽への熱量も夢も共有しあえる、まさに“ソウルメイト”

──THE BEAT GARDEN結成のきっかけは、Uさん、REIさん、MASATOさんが同じ専門学校に通っていたこととお聞きしていますが、そこからどのように4人になっていったのでしょうか。

U:“3ボーカル1DJ”というスタイルですが、ボーカルの3人、僕とREIとMASATOが、大阪の専門学校で友だちになったのが最初です。僕とMASATOが友だち、MASATOとREIが友だちという感じで最初はつながっていなかったんですけど、学校でREIとMASATOが一緒にいるところに僕が入って話すうちに仲良くなりました。それからは、学校にいる間はずっと一緒、ごはんにも行くようになって、「どうせ一緒にいるなら3人で音楽作ってみようか」と曲を作りました。ひとつのトラックをREIが作ってくれて、それにメロディーや歌詞をのせていって一曲できた時に、今聴くと恥ずかしいですけど、当時は「キター!」って感じで3人ともが感じたので、その1週間後、専門学校を辞めて上京しました。
──専門学校を辞めることに抵抗があった方はいなかったですか?

U:MASATOはあったよね。

MASATO:一番最初はね…「上京して歌手になる」ということが現実的じゃなかったんです。僕は滋賀出身なので、大阪に出ることも非現実的だったし、ましてや東京に行くことは夢のまた夢という感じ。いざ行くことを決心した時は「本当に行くんだ…」という気持ちもありましたけど、上京してからは「来てよかった」と思うことしかないです。
──大変だったことはなかったですか?

MASATO:まず住む家を探すことから始めたのですが、当時、みんな別の家に住んでいたけど、最寄り駅は一緒のところでした。近い分、生活的な部分でも協力し合えたので、心強かったです。
──みなさん違う音楽を聴いてきて、好きな音楽も違ったのに、何で意気投合されたのですか?

U:ただただ仲がよかったというだけ。あとは、特に音楽に真剣だったんです。もちろん専門学校に行っている人はみんな真剣だと思いますけど、たとえば歌の練習も、僕が朝早く学校に行くともうMASATOがいたり、夜もREIが遅くまで残っている姿を見ていたりとかしていて、音楽に対する熱量を同じぐらい持っているのを3人それぞれが感じていたんです。それで、「これはただの友だちじゃない、夢を本気で語り合える仲間だ」と思って…な?

MASATO:うんうん。
──好きな音楽が一緒だから…という前に、人として魅かれあったという感じでしょうか。まさに“ソウルメイト”みたいな。

U:そうです。ソウルメイトです。
──そんな3人の中に後から合流することになったSATORUさんですが、チームに加入したいきさつは?

SATORU:10年ぐらいUさんとは仲良くしていて、3人が上京してくるタイミングをUさんから聞いていて応援していました。最初は“ファン”というか…そう、ファンですね。3人の音楽を毎日聴いていたし、「新しい曲できたよ」と聴かせてもらった時も「これヤバイっすね。これいきますね」って(笑)。上京して3人でライブをやるようになって、観に行ったり、現場でお手伝いしたり…というのが最初です。

U:1年ぐらいかな。ずっとスタッフ的なポジションのひとりとして僕らをフォローしてくれていました。始めた当初は僕ら曲すら作れなかったので、REIがトラックを勉強し始めて曲を作れるようになり、「DJつけたいね」という話から、ライブの時はお金を払ってDJの方に後ろで回してもらったりしていました。でも…僕ら3人はソウルメイトとして音楽を始めたので…

MASATO:ソウルが合わなかったんです(笑)。

U:そうだね(笑)。DJとして実力はある方々でしたけど、ソウルの違いがあったんですよね。それで「どうするか」となった時、SATORUいつも一緒にいるし、ビートガーデンの曲をもしかしたら僕ら以上に聴いていたんじゃないかってぐらい熱かったし、何よりソウルは確実に僕らと合うのは感じていたから、「一度やってみて」とお願いしたんです。だけど、ソウルが一緒だと思っていたSATORUに断られるっていう(笑)。
──その時のSATORUさんの心情はどうだったのですか?

SATORU:僕は、ソウルが一緒だと思っていなかったんです。3人がものすごく熱い気持ちで上京してきたのを知っていたので、「僕には無理です」と丁重にお断りしました。

U:「そのソウルは俺には重いよ」って?(笑) でも僕は「もう一度考えてみて」と言いました。

SATORU:最初に誘われてから1か月ぐらいは悩んでいました。でも悩んでいる間もほぼUさんと会っていたんです。それで、毎日のように、帰り際とかに「どうかな?」というニュアンスの言葉があるわけですよ(笑)。

U:でも、口説き落としてどうにか入ってもらうのも嫌だなと思っていたので、「やりたくないならやらなくていいから。SATORUに任せるよ」って。…まぁ、遠回しに口説いているようなものですけどね(笑)。

SATORU:結局、何がきっかけになったのか自分でも未だにわからないです。僕がUさんより後輩だったこともあって“仲良くしてもらってた”と思っていた憧れの人だったのは間違いなくて。それに、熱い想いを持って夢を追いかけている人が僕の周りにはいなくて、Uさんがその唯一の存在だったんですよ。かっこいいなと思ったし、「志が高いこの人についていったら、人生面白いかも…新しい発見ができるかも」と思って、最終的に「やります」と返事しました。

U:何ちょっとかっこよく言ってんの(笑)。なんか告白にOKもらったみたいな感じになっているけど(笑)。ちなみに、MASATOとREIには、SATORUとの進捗は逐一伝えていました。「昨日はいい感じだったんだよね」とか「もしかしたらやってくれないかも…」って(笑)。

SATORU:そうなの!? それが1か月ぐらい続いてたんですよね…それ知らなかったから恥ずかしいなぁ(笑)。

U:二人も「あまり無理に誘ってもね…」とか言ったりして。でも大事だからね“ホウ・レン・ソウ”は(笑)。

SATORU:これといったきっかけはなかったですけど、「この3人についていきたい」と思いました。そう思ったのが一番のきっかけと言えばきっかけですね。

MASATOとREIの「観察」から「のめり込む」…まで、
4人それぞれの初対面エピソードがまるで漫画のよう!

──これで4人がそろって現在のカタチになったのですね。みなさんが集まったエピソードがとても印象的なので、それぞれの初対面の第一印象もお聞きしていいですか? まず、Uさんの第一印象からいきましょうか。

U:みんな覚えてる? SATORUとか、もうだいぶ前になるけど。

MASATO:最初に思ったのが「東京の人だ!」です。

U:へぇ~かっこよ!

SATORU:東京じゃなく埼玉出身だから(笑)。

MASATO:大阪の専門学校なので、関西弁で話す人が多くて、そのなかで標準語ってちょっとなぁ…という感じで見られがちなんですけど、それがドラマの人みたいに見えたんですよ。

SATORU:その話、盛ってない?(笑)

MASATO:…盛ってない!(笑)

U:その話、初めて聞いた!

MASATO:オーラがバーン!という感じではないんですけど「なんか違う」という感覚を持っていたんです。

REI:僕の第一印象は、Uさんは、思い立ったワードをまとめたノートを持っていて、それが校内のベンチにポンと置いてあったんです。僕、それがUさんの持ち物だと知らなくて、たまたま手にして読んでいたんですね。「うわぁ~こういう歌詞書く人ってホンマにいてるんだね」という感じで、近くにいたUさんに話しかけたら、「俺のやで」「あ!勝手に読んですみません!」みたいなやり取りが一番最初です(笑)。

U:それでそのまま一緒に帰ったんだよな。

REI:そうなんです。当時の最寄り駅が偶然一緒で、1時間ぐらいかけて帰る道でいろいろ話しました。

U:その時、「東京の人っぽいな」と思ってた?

REI:たしかに今思い返してみたら、東京感というか…

MASATO:“東京感”(笑)。その時いろいろ質問されなかった?

U:俺ね、意外と初対面の時は全然しゃべらないんだよ。

REI:初めて話してから1~2週間後ぐらいには、1か月間僕の家に泊まってました。

U:REIの家が居心地よ過ぎて、入り浸ってましたね。「おかえり」「ただいま」みたいな…あ、誤解しないでくださいね(笑)。

SATORU:そんな話の後に、僕のは全然面白くないんですけど(笑)、Uさんとはバイト仲間でした。Uさんは地元の仲がいい人らと3人ぐらいでバイトをやっていて、仕事中に、ガムテープを投げて遊んでいたんですよ。最初にそれを見た時「不真面目だな…なんなのこの人たち。絶対仲良くできない」と思っていました(笑)。でも気づいたら仲良くなっていたんですよね。
──Uさんの第一印象は、みなさんにかなりのインパクトを与えていますね。

U:やっぱり目立つんですかね…オーラがあるから…

SATORU&MASATO:そ、そうですね…

(一同笑い)
──REIさんはどうですか?

U:REIこそオーラがあったよね。まず、初対面で僕は勝手にノートを見られているので、「なんだこいつ?」と思いましたよ、もちろん。ノート三冊ぐらいを置いたまま、少し離れた自販機に飲み物を買いに行って、パッと振り返ったら、男の子がベンチに座ってノートを読んでいたんです。その間、1分ぐらい。「すげーなあいつ」と思って、ベンチの横に立って様子を見ていたけど全然気づかない。ノートを読み切って、話しかけられる…という。でも、隣りに人がいても気づかず読み切る集中力はすごいなと思って…他人のものを(笑)。すごく変わった子だなと思ったし、見ていただいてわかるようにキレイな顔をしているから、オーラを感じるというか、不思議な子だなと感じました。それで、MASATOは…

MASATO:え、急に俺の話?(笑)

SATORU:もう天然なんだから!

U:天然なのはお前らだろ(笑)。(そのまま話していいですよと言うと)じゃあ、MASATOは、歌の練習をしているところを見ていたのが最初かな。アデルか何か歌ってたよね。「歌い方にすごくクセがあるな」と思いながら、話してみたら熱い男だってすぐにわかりました。あとで聞いたら、とても大自然の中で育ってきた子らしいんです。そういう情景を感じさせるような、純粋で真っすぐな人なんだろうなって。僕の何気ない話にもすごく驚きながら聞いていたり、耳をふさぎたくなるような嫌な話は絶対に信じないとか、東京で住んでいる時には感じられなかったリアクションをMASATOから感じ取りました。

MASATO:そうだったんですね…。Uさんが言ってた通り、REIはオーラがありましたね。当時は普通の学生だったけど、それでも「なんか違う!」というのは一瞬でわかりました。REIが階段を上がってきた時、その場の空気が止まるというか、みんなが「うわぁ…」という感じで、歩いているREIを目で追うという感じで…

U:そんなに?(笑)

MASATO:僕、あんまり他人に興味を持たないタイプなんですけど、REIに関してはめちゃくちゃ気になってしまって、REIのことを観察しに行くようになりました。

(一同笑い)

MASATO:「あの人、今日は何しているかな」と見に行くぐらい、気になる人でした。授業で一緒になるまでは接点がなかったので、それまではずっと僕の片想いでした(笑)。

REI:見に来ていたなんて知らなかった(笑)。ちゃんと話したのは授業ですが、MASATOさんに初めて会ったのは学校の更衣室みたいな場所で、その時は挨拶する程度でした。ペアで練習する授業があって、それを終えた後も残って二人で話したりとか、いろいろ話しているうちに、他人と視点が違うのが「面白いな」って。普通なら「こう考えているんだろうな」と思う真逆をくるタイプ。それで僕ものめり込んで行った感じですね。

(一同笑い)

MASATO:のめり込んでくれてたんだ(笑)。どんなグループ!
──MASATOさんはREIさんを「観察」し、REIさんはMASATOさんに「のめり込む」…Uさんの第一印象といい、かなりドラマチックですね。では、SATORUさんの第一印象は?

MASATO:僕ら3人が大阪で仲良くなった時、Uさんから「東京にすごく仲がいい後輩がいる」と聞いていたんです。会ったことはなかったけど、大阪にいる時からその話をずっと聞いてきたので、SATORUに初めて会った時、「この人かも」とすぐに予想がつきました。顔も見ていない段階でSATORUの人間像はすでにできていて、会ってみたら思い通り。すぐに一致しました。「律儀で義理深い」と聞いていた通りだなって。

REI:うん。まさにそんな感じ。

SATORU:右に同じみたいな言い方しないで、何か加えてよ(笑)。じゃあ、第二印象は?

REI:なんかあるかな…。

SATORU:おいおい!

U:俺とSATORUで、REIを空港まで送ってあげたじゃん。

REI:そうだ!

SATORU:あの時に初めて長い時間話したんじゃない?

REI:えっと、朝早くでしたっけ?

U:夜だよ。

SATORU:全然覚えないんじゃん(笑)。

REI:だって暗かったよね。(UとSATORUが「そうそう」と同意し)その時、僕が空港に行かなくちゃいけない用事があって、送ってもらいました。(隣りで「“運転手かと思った”と言って」とUに促され)“運転手かと思いました”。

SATORU:おい!(笑) ちなみに、あの日のガソリン代、まだもらってないからね。

REI:これは別に書かなくてもいいんですけど、ガソリン代、ちゃんと僕置いていったんですよ! それなのに「ずっともらってない」と言われるんです。

U:うん、置いていったよ。俺がもらってると思う(笑)。

SATORU:僕が見たREIの第一印象は、あまり心の中に入っていけない感じがあるなと思っていました。僕はけっこうベラベラしゃべるタイプだし、積極的に話すほうですが、5枚ぐらい分厚い壁があって、なかなか通り抜けられなかったです。空港まで送っている間もそうでしたね。

REI:僕それめっちゃ言われるんです。たしかに初対面でいきなり仲良くできるタイプではないですけど、僕の中では、SATORUさんとの初対面ではけっこう話せていたほうなんですよ。あれでも。

SATORU:あれで? すごいね、じゃあ。ダメだよダメダメ。もっといかなくちゃ(笑)。でも、入っていけないなりに気持ちは伝わるというか、「とても心が優しい子だな」というのは感じました。MASATOくんこそ、最初は仲良くなれなかったですね。

U:それはお互いあったんじゃない?

SATORU:MASATOくんは、Uさんがいて、その後ろにREIちゃん、さらにその奥にMASATOくんがいる…っていうイメージ。話す時も、他の二人よりちょっと距離がある感じ。

MASATO:うんうん、わかるわかる。

U:それなのに、今はずっと二人で話しているもんね。

MASATO:ライブのMCも「僕らでどんどんいこうね」って(笑)。何がきっかけだったんだろう…でも一緒に地方に行くようになって、車移動の間、くだらない話をしだすようになってからかもね。
──本当にみなさん仲がいいですね。

U&MASATO:いやぁ、全然そんなことないんですよ。

(一同笑い)
──結局、息がそろうという(笑)。3ボーカルということで、パート分けはどのようにされていますか?

U:歌によって、みんなで話し合っていって分けていきます。

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