大ヒットコミック『曇天に笑う』。300年に1度蘇り、人に災いをもたらす巨大な力を持つオロチ(大蛇)の復活を阻止するために立ち上がった曇三兄弟(くもうさんきょうだい)を中心に、明治政府右大臣・岩倉具視の直属部隊・犲(やまいぬ)、オロチ復活を目論む忍者集団・風魔一族など、強く美しく戦う男たちの空前絶後の戦いを描いたエンターテインメントだ。

魅力的なキャラクターに、10代、20代の女子を中心に熱狂的なファンがつき、2014年にアニメ化、2015年には舞台化。このたび満を持して実写映画化が決定した。実写映画では曇三兄弟の長男・天火を福士蒼汰、次男・空丸を中山優馬、三男・宙太郎を若山耀人が演じている。

今回は、曇家の居候・金城白子(きんじょうしらす)役の桐山漣にインタビュー。本作の見どころや役づくりでの苦労、共演者とのエピソードなどを語ってもらった。
―今回、出演が決まった時のお気持ちをお聞かせください。
2016年の春ごろに金城白子役が決まるかもしれない、という話を聞き、まず原作の漫画を読み、アニメを見て「決まれ決まれ」と願っていたので、決まったときは単純に嬉しかったです。白子はこの物語のキーマンというか流れを大きく変える人物で、曇三兄弟にとっても大きな存在。すごく重要な役どころ、大役をいただいたなと思いました。
―難しい役かと思うのですが、役作りで苦労したことなどはありますか?
白子は曇三兄弟に拾われて居候として一緒に住むことになるのですが、曇三兄弟には両親がいないので、白子は身の周りの世話をする母親的な役割もありもう一人の兄であり、本当の家族のような存在なんです。一方で、少し陰のある、何か闇を持っているんだろうなという部分は自分の中の根っこにきちんと持っておかないといけないなとは思いました。白子の役割や立ち位置、曇三兄弟にとってどういう存在なのかは原作やアニメを全部見ていたので「なんとなくこの線だろうな」というのは自分の中で見えた状態でクランクインすることができましたし、そこでの苦労は特になかったです。

ただ、僕も男兄弟で、特に空丸と宙太郎は弟のように見ていたので、兄弟愛と風魔としての使命、ふたつの気持ちが重なったときは複雑でしたし、しんどかったです。
―本広監督から演技についての要望などはありましたか?
物語の裏を握っている分、感情をどこまで出すか、本広克行監督と常に話して密にコンタクトをとりながら一緒につくっていった感じです。漫画やアニメの白子は感情をきちんと隠しても成立しているんですけど、映画のボリュームだと感情を出さな過ぎてもわからないし、薄っぺらくなってしまうと思ったので、ただ曇家にいるだけじゃなく、何かを抱えている、何か秘めているというのは観ている方にもわかってもらえるように気をつけました。「ちょっと怪しいけど、でもどっちなんだろう?」という絶妙なラインだったと思います。そこはやっぱり難しかったかな。でも、やりがいもありましたし、準備期間を多くいただけたので、存分にやらせてもらえました。
―福士さんを始め、本作はキャスト陣も豪華ですが、共演者との印象に残っているエピソードなどはありますか?
犲の5人と銭湯に行きました。地底の採石場のような場所での撮影がすごく寒くて、特に僕は肌の露出が多い衣装だったので、終わった後に「銭湯に行こう」という話になって。現場ではUNOが流行っていたのでサウナでUNOをしたりしました。誰かがわざわざ水に濡れないUNOを買ってきたんです。犲とは最後のシーンくらいしか撮影が一緒になることがなかったのにけっこう仲良くなったので、どれだけUNOで遊んだんだろうって思います(笑)。
―主要キャラクターがここまで男性ばかりの映画も珍しいですよね。
男子校っぽいというか、男だけだからこんなに仲良くなれたのかなと思います。みんなおもしろいし、女性がいないので取材では話せないようなことも話したり(笑)、気を遣わなくていいから気楽で楽しかったです。この作品がきっかけで優馬や、古川雄輝くんとも飲みに行くようになりました。
耀人とも違う作品で一緒になって、地方だったので「漣ちゃんの部屋に泊まりに行っていいですか」って連絡がきて、よく僕の部屋に泊まりに来てました。かわいいんですよ。
―曇三兄弟と白子の仲の良さは画面からもすごく伝わってきたのですが、三兄弟の皆さんとはどのようなコミュニケーションをとっていたのですか?
犲はけっこう賑やかなんですけど(笑)、三兄弟はみんなおとなしいんです。その中で耀人がムードメーカーだったので、耀人を中心に遊んでいました。

撮影が始まったばかりのころは、人見知りなのか、けっこう僕から話しかけにいったかな。優馬は虫が嫌いで、虫が多い家のシーンでは、普段はおとなしいのに虫が近くにいると騒がしくなるギャップがおもしろかったです。
―桐山さんは人見知りではなさそうですよね。
僕もどちらかと言うと人見知りなんですけど、1つの作品を作るうえで現場の空気は絶対に明るいほうがいいと思うし、自分が動くことで全体のバランスや現場の空気が1つになるんだったら、全然話しかけに行きます。
―同じ仮面ライダーシリーズご出身の福士さんとの共演はいかがでしたか?
蒼汰は底の高い下駄でアクションしていたので、相当きつかったと思います。足首を痛めないか心配で聞いたら、「足首強いので大丈夫です」って。足首強いとかあるんだって思いました(笑)。武器も鉄扇なのでリーチも短いし難しかったと思うんですけど、あがりを見たら「さすがだな」と思いました。

あとは耀人の誕生日プレゼントを一緒に買いに行きました。耀人はカメラが好きなので喜んでもらえるかなと思って、ドローンのヘリコプターみたいな物を買って。渡した時、僕はいなかったので報告しか聞いてないんですけど、喜んでもらえたみたいです。三兄弟はみんなすごくいい奴で、全員大好きです。

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